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こんなとき保険は使える?台風で雨漏り!

今回は火災保険で修理代がもらえるかもしれない時はいつか、どんなことが原因であれば出るかをご説明します。

その前に…皆さまは火災保険の建物補償と家財補償の違いをご存知ですか?

「なんだかよくわからないから、家財保険はいらないや。」という方は損しているかもしれません!気になる建物保険と家財保険の違いは後程。

ではここでちょっとクイズを。

次のケースのうち、火災保険で補償されないのはどれでしょうか?

  1. 洪水で床上浸水した
  2. 水道管が壊れて水浸しになった
  3. 建物が老朽化して雨漏りした

 

 

・・・わかりましたか?

 

正解は、老朽化による雨漏りでした。

ご契約内容にもよりますが、

  1. の洪水は「水害」
  2. は「漏水などによる水濡れ」

にあたり、修理費用が受け取れる可能性があります。

 

「えー!じゃあ、雨漏りは絶対でないの?」と思われた方も多いと思います。

実は、雨漏りでも保険金を受け取ることができることがあります。

雨漏りの原因が「急な事故」であれば保険金を受け取ることができるのです。

例えば…「台風で瓦がずれて(飛んで行って)雨漏りするようになった。」

「強風で屋根のスレートがはがれた。」など突発的な事故や自然災害の時には保険金が受け取れるのです。

 

では、二問目。

雷が住宅に落ち、屋根に穴が開き、エコキュート(給湯器)、エアコン、IHクッキングヒーター(はめ込み型)、電話、テレビ、パソコンが壊れました。

建物の火災保険に入っている場合、どこまで補償されるでしょうか?

 

雷が住宅に落ち、壊れやすいものの例を上げましたが、どこまで保険の対象かわりましたか?

 

それでは解説に移ります!

大きく分けて個人用の火災保険は大きく分けて「建物」と「家財」大きく補償が分かれています。

  1. 建物(家本体やエアコンや給湯器など「建物に取り付けていて動かせないもの」)
  2. 家財(家の中にあるテレビなどの電化製品やテーブルセットなどの家具、洋服やカバンなどの衣類など「動かすことができるもの」)

つまり、「建物」の補償範囲は、屋根、エコキュート、エアコン、IHクッキングヒーター(はめ込み型)です。

思っていたよりもたくさん補償に含まれていましたか?

電話、テレビ、パソコンなどは動かすことができる「家財」に含まれますので保険金はお受け取りいただけません。ちなみにIHクッキングヒーターの据え置き型は台所に置いているだけなので保険金を受け取れない可能歳が高いです。

 

保険の「目的」がどうなっているかは確認が必要です。住宅物件の場合は「建物」「家財」が目的の中心になりますが、建物しか火災保険に加入していなければ、家財に損害があっても保険金は支払われません。

 

火災保険についてさらに詳しく聞きたい方、自分に必要な補償範囲を確認したい方は「ほりばほけん」までご相談ください。