目の前の横断歩道を歩いている歩行者や自転車になぜか直前まで気づかずぶつかった、もしくはぶつかりそうになった…そんな経験ありませんか。

よく注意していたのになぜ?の第2段です。

 

視覚の落とし穴を引き起こす交通事故のリスクは見通しの良いとは言えない都会でも起こるようです。

タクシー会社で事故処理を専門にしている人の話によると、何度ドライバーに聞いてもどうして事故が起こったのかわからないケースがあるそうです。調べたところ驚きの事実が浮かび上がりました。

謎の交通事故映像を紹介。ドライブレコーダーを確認するとしっかり歩行者が写っていて、ドライバーも注意して運転しているのにも関わらず、人や自転車とぶつかるまでドライバーは気づけないことがあるそうです。

運転手のわき見運転じゃないの?と思ったのですが、車内カメラではドライバーの脇見は確認されておらず、タクシー業界では突然、目の前に人が現れるゴースト現象と呼ばれています。

ゴースト現象について聞きこみを行ったところ、4割のタクシー運転手が似たような現象を経験していることが判明したそうです。

なぜこんなことが起こるのでしょうか?

専門家の話では、注意すれば注意するほど見落とすことが事故の原因で、情報量の多い場所(商店街や繁華街、込み合っている道路など)では注意が散漫し、有効視野の範囲が狭くなってしまうことが分かりました。

横断歩道の歩行者や自転車、隣の車線の車、路上駐車中のトラック、信号、標識、看板、ネオンなどたくさん目に入るものがあればあるほど、有効視野(しっかり認識できる視野)が狭くなるそうで、商店街や繁華街ではそうでない道路を運転しているときの3割も有効視野が狭いそうです。ゴースト現象について最新の検査を使って様々な年齢の男女に検証実験を行ったところ、20人中7人が情報量の多い道路では、歩行者を見落としていました。

専門家からはゴースト現象は高齢者が多いとのことで、65歳以上の方の免許更新時には適性検査が行われているそうです。

これらの注意散漫による事故を防ぐには、運転中にペパーミントの薫りをかぐことが有効で、注意力や集中力を高める効果があるそうです。

夏は疲れが出やすく、集中力も散漫しがちです!

気を付けて安全運転でいきましょう!